【ウェブ解析士の支援ツール】ホームページ作成サービスJimdo(ジンドゥー)を実際に使ってみた。
こんにちは!上級ウェブ解析士を目指している三浦です。
私は普段、時短や便利な役に立ちそうなツールやアプリをブログで紹介しています。
ウェブ解析士になると割引になったり、お得に利用することができる支援ツール( https://www.waca.associates/jp/association/tools/ )を知っていますか?
この連載では、それぞれのツールについて・ウェブ解析士の特典や実際に使った感想などを紹介をしています。
今回ご紹介するのは、専門的な知識がなくてもホームページを作成ができるJimdo(ジンドゥー)です。
※記載している内容は2022年6月時点のものです。
本格的なホームページを作成ができるジンドゥーってどんなサービス?
ジンドゥーは、ドイツ生まれのホームページ作成ツールです。 日本では2009 年からサービスの開始をしています。
元はホームページ制作会社だったそうなのですが、お客様から「コーディングが難しくなければ、ホームページを自分で作って運営したい!」といった声からジンドゥーが生まれたそうです。
2022年6月現在3,200万以上のサイトがジンドゥーで作成されているようです。
ホームページ制作はなぜ高い?
一般的に制作会社でホームページ制作を頼む場合、大まかな流れとして、
1.ヒアリング 2.見積もり・提案 3.デザイン 4.コーディング(できたデザインをブラウザで見れるようにする作業) 5.確認・検証 6.公開
という手順で進みます(状況により変わる場合があります)。
意外に思われるかもしれませんが、営業の方をはじめ、デザイナー・コーダー・エンジニアの方などたくさんが関わっています。どの過程も専門知識が必要です。
「とりあえず、ホームページがあればいいから」と言ったケースであっても、よくよく話を聞いてみると「検索順位が高くないと困る」・「自分でもサイトを更新したい!」というケースなどお客さんによって様々です。
一つずつ確認しながら、「このお客さんにあったものはこれだ!」というのを提案していきます。ホームページを作成するページ数などによって、確認作業も多くなるので、金額も高くなります。
ジンドゥーのようなホームページ作成サービスの場合、あらかじめ決まっている場所に画像やテキストを組み込むことができるので、ホームページの専門的な知識がなくてもホームページをつくることができます。
できればはやめにサイトを公開したい!でも、極力お金をかけたくない!という方はジンドゥーがあっているかもしれませんね。
ホームページ作成サービス ジンドゥーの主な機能や特徴
ジンドゥー AI ビルダーとジンドゥークリエイターから選択
HTMLやCSSなどの知識がない人はジンドゥーAIビルダーを、HTML・CSSの知識がありこだわりたい方はジンドゥークリエイターを選択します。
ジンドゥーAIビルダーは、なんのためのホームページなのかなど質問形式で聞かれ、その答えにあったデザインを見つけることができます。たくさんデザインがあると悩んでしまう・デザインに自信がない人にとってはうれしい機能ですね。デメリットとしては、ネットショップやブログ機能が使えないことです。
ジンドゥークリエイターは、多くのレイアウトの中からレイアウトを選びます。レイアウトの変更はいつでもできますが、優柔不断な人は悩んでしまうかもしれませんね。ジンドゥークリエイターは、ジンドゥーAIビルダーに比べて本が多いです(https://portal-jp.jimdo.com/learn/books/)。この機会に勉強をしたい人・こだわり派の方はジンドゥークリエイターをおすすめします。
ただし、ジンドゥーAIビルダーからジンドゥークリエイターに途中で変更することはできないので、ご注意ください。
とりあえず、急いでホームページをつくる必要がある方は「ジンドゥーAIビルダー」を、しっかりこだわって作りたい方は、「ジンドゥークリエイター」をおすすめします。
スマホでも見やすく!レスポンシブ対応
ジンドゥーはパソコン・スマホでも見やすく表示されます。ユーザー側が細かく調整せずとも、いい感じに調整してくれます。
また、ジンドゥーAIビルダーの場合、パソコンだけでなくスマホでの編集が可能です。ジンドゥークリエイターの場合は専用のアプリから編集ができます(スマホブラウザからログインできません)。
外出中に、さっと更新したいときに便利ですね。
シンプルなので使い勝手が良い
ジンドゥーは、機能がシンプルなので、使いやすいという声も多くあります。
高機能だと、細かい微調整ができるというメリットはありますが、その分の細かい調整などで時間がかかってしまうということがあります。
ジンドゥーのようなシンプルだと、その分ライティングなどに注力できます。
ホームページを初めて作る場合は、まずコンテンツをつくる段階からはじまるので、シンプルな方が良いかもしれませんね。
サポートについて
日本のジンドゥーは、株式会社KDDI ウェブコミュニケーションズがサポートしています。
日本の会社がサポートしているという点では安心ですね。
電話番号でのお問い合わせはできませんが、お問い合わせフォームにて対応しています(プランによって優先サポートあり)。
また、その他にもはじめてジンドゥーを使う人の向けの無料オンラインセミナー「ジンドゥー ファーストSTEP講座 」などのイベントやセミナーなども開催されています。
JimdoCafeでは、実際にパソコンを持って相談できる個別勉強会やイベントなどが開催されています(全国のJimdoCafeはこちらhttps://portal-jp.jimdo.com/learn/jimdocafe/)。
地域によって、オフライン・オンラインでの開催など対応が異なりますが、個別に相談したいという方はこちらを利用してみるのもいいかもしれません(個別相談については、有料のようです)。
有料プランであれば、ホームページ作成に必要なものが一通り揃っている
無料プランだと、Google Analyticsの設定ができないなどがありますが、有料プランであれば、お問い合わせフォームなどホームページ制作で必要なものは一通り揃っています(詳しくはジンドゥー 機能紹介 https://www.jimdo.com/jp/website/function/をチェック)。
ジンドゥーの料金プラン
機能やメリットなどを紹介してきましたが、料金プランを見てみましょう。
料金は2022年6月時点のものです。クリエイター有料プランは9月より、料金が変更になります(詳細はこちら https://www.jimdo.com/jp/202209-price-notification/ )。
ジンドゥーAIビルダー・ジンドゥークリエイターで料金が異なります。
ジンドゥーAIビルダーの料金プラン
AIビルダーの場合、無料と月額990円1,590円の3つのプランがあります。
STARTプランは、必要最低限プランです。とりあえず、独自ドメインを使いたい場合はこのプランです。10ページ以下であればこのプランをおすすめします。
GROWプランでは50ページまでページを作ることができます。
ジンドゥークリエイター料金プラン
ジンドゥークリエイターは無料と965円~5,190円の5つのプランにわかれています。
PROは最低限のプランです。とりあえず、独自ドメインを使いたい場合はこのプランです。
BUSINESSプランは、容量無制限やリダイレクトの機能がついています。たくさんのページを作成したい場合はこのプランがおすすめです。
SEO Plusプランは、キーワードの選定・提案や改善ポイントを提案してくれる機能がついています。
最上位のPLATINUMプランでは、デザイナーさんがホームページを確認して個別にホームページをワンランクアップするために必要なアドバイスをまとめたPDFを資料を送ってくれるサービスがあります(年間5回まで)。
途中からプランを変更することは可能です。
先程も言ったように、ジンドゥーAIビルダー・ジンドゥークリエイターを一度決めたら途中で変更できません。
いきなりジンドゥーAIビルダー・ジンドゥークリエイターを使い込むのではなく、無料のお試しでどっちが良いか決めて、決まってある程度内容も決まったら有料プランに切り替えるという流れのほうが手間も少ないのでオススメです。
注意点 データの移行・データの復元はできない
ジンドゥーは、ジンドゥーAIビルダー・ジンドゥークリエイターどちらも、データの移行・復元ができません。
ジンドゥーAIビルダーからジンドゥークリエイターに変更したいという場合・ジンドゥーでつくったものをWordPressに移行したいという場合、コピペしていくという方法しかありません。
ジンドゥークリエイターではブログの機能はついていますが、本格的にアフィリエイト・ブログをやりたい場合は、ジンドゥーは向いていません。
ウェブ解析士の特典は?
・新規有料版契約時に初年度25%オフにて利用可能(実質初年度約3ヶ月分のディスカウント)
・対象サービス:ジンドゥークリエイター / ジンドゥー AI ビルダーの有償プラン
ウェブ解析士であれば、初年度安く利用できますね!
「新規有料版契約時に」とのことなので、まずは無料のプランで試して使ってみるのはどうでしょうか。
ホームページ制作の知識がない・簡単にさくっと作りたいのであれば、ジンドゥーがおすすめ
ジンドゥーは、ホームページの知識がない方でも、ホームページ制作ができるツールです。
ドイツで開発されたものですが、日本では株式会社KDDI ウェブコミュニケーションズがサポートしているので安心感があります。
ホームページの知識があまりなく、ホームページができるかどうか不安を感じる人は、無料オンラインセミナーも開催されているので、参加してみてくださいね。
ジンドゥーをオススメできる人
- シンプルで十分
- 小規模なホームページを作成したい
- デザインや機能が多いと迷ってしまう
- 今は起業・開業したてで何も決まってない
- 知識はあまりないけれど、できるだけ早く自分でホームページをつくりたい
ジンドゥーをオススメできない人
- 自由度高め・高機能がいい
- 豊富なデザインから選びたい
- たくさんの記事を書きたい!
- アフィリエイトをはじめようと思っている
ウェブ解析士であれば、初年度25%オフで使えます!
ぜひ、検討してみてください。
ウェブ解析士協会では、ウェブ解析士やマーケターが知っておいたほうがいい話題を講師の方に話していただく「Flashセミナー(https://flashseminar.waca.world/ )」やデジタルツールやサービスをベンダー各社が紹介するセミナー「ToyBox」(https://toybox.waca.world/)など企画・開催しています。
ウェブ解析士でも、まだウェブ解析士でない人でも参加ができるので興味がある方は、ぜひ参加してみてください。詳しくは、こちらをチェック(https://web-mining.doorkeeper.jp/)
ウェブ解析士とは
一般社団法人ウェブ解析士協会が認定する、45,000名超が受講した実践資格である『ウェブ解析士』。
ウェブマーケティングの知識·スキルを習得するために基盤となる「ウェブ解析」について、「体系的に学べる環境」「スキルの評価基準」を設け、必要な能力や知識を身に着けられる資格です
ウェブ解析士なると、
◯最新の情報を学び続けることができる
◯人脈が広がるコミュニティー
◯活躍の場の提供
などのメリットを受けることができ、様々な業種・職種の方が取得し、実務に活かしています。