【ウェブ解析士の支援プログラムツール】UI・UXの改善に!ミエルカヒートマップを実際に使ってみた!
上級ウェブ解析士を目指している三浦です。
私は普段、時短や便利な役に立ちそうなツールやアプリをブログで紹介しています。
ウェブ解析士になると割引になったり、お得に利用することができる支援ツール( https://www.waca.associates/jp/association/tools/ )を知っていますか?
実際のところ、支援ツールの数が多いので一体どのツールやサービスを登録したら良いのかと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
このコラムでは、それぞれの支援ツールがどのような特徴があるのか・ウェブ解析士の特典や実際に使った感想などをご紹介します。
今回は、ミエルカヒートマップの紹介です。
Google Analyticsをすでに導入されている方は多いと思われますが、ヒートマップを導入していないという方も多いのではないでしょうか。
一体どんなサイトがヒートマップに向いているのか、他のヒートマップツールとの違いなど、実際に体験してみます。
※記載している内容は2022年8月時点のものです。
ヒートマップ&UIUX改善ツール ミエルカヒートマップってどんなサービス?
ミエルカヒートマップは1,300社以上の企業に導入されている「ヒートマップ」のツールです。
「ミエルカヒートマップは、最近YouTubeなどで広告も流れているので、聞いたことがある!」という方も多いのではないでしょうか。
先日ToyBox( https://toybox.waca.world/)でミエルカヒートマップを紹介していただきましたが、平日の昼に開催されているのにもかかわらず、なんと150人近くの方々が集っていました。それほど注目されているツールということがわかりますね。
ミエルカヒートマップを運営しているのは株式会社Faber Company(ファベルカンパニー)で、主な事業はコンテンツの課題を見える化「MIERUCA(ミエルカ)事業」をはじめ、コンサルティング事業やメディア事業なども行っています。
「海外SEO情報ブログ https://www.suzukikenichi.com/blog/ 」の鈴木謙一さん・アクセス解析の本を多数執筆されている小川卓さんがいる会社です。お世話になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は「MIERUCA(ミエルカ)事業」の中の一つミエルカヒートマップを紹介します。
そもそも、ヒートマップって何?
ヒートマップは、ユーザーの動きを見える化するツールです。
例えばGoogle Analyticsは、クリック数はわかりますが、「どの時点のボタンが押されているのか」「どこが読まれているのか」というのはあらかじめ設定をしていないとわかりません。
上記の図のように、ヒートマップでは視覚的に「クリックされているのか」「読まれていないのか」などが把握できます。
今回試しに実際に私が携わっているウェブサービスとブログに入れてみました。
ミエルカヒートマップの導入方法は簡単!
ミエルカヒートマップに登録すると、登録したメールアドレスにアカウント情報が届きます。頂いた情報で、ログインします。
ログインするとこのような感じの画面です。
当然何もサイトを設定をしていない状態なので「新規サイト追加」ボタンを押して設定をします。
ドメインの設定し、計測タグの追加をします。Google Analyticsなどを入れたことがある方は大丈夫です。計測タグは、WordPressのプラグイン・Googleタグマネージャーなど複数の追加方法を選べます。
このタグを入れてから24時間後に見られるようになるようなので、アカウントを登録したらタグは早めに入れたほうが良いですね。
次にヒートマップを計測したいURLを設定します。URLを設定しないとこのヒートマップは見ることができません。
PV数が多いところ、気になるところに設定しました。
ミエルカヒートマップの特徴
説得力のあるデータが出せる!
ユーザーが見たりクリックしたりしたものが視覚的に非常にわかりやすいです。
Google Analyticsなどでは、ディレクターさん・デザイナーさんの長年の「勘・経験」頼りで改善提案をするということもありますが、根拠のあるデータとして出せるので、お客さんも納得しやすいですね。
特に数字に苦手意識のある方には、よろこばれそうです。
私も、運営しているウェブサービスの一つに入れてみたのですが、意外なところがよく見られていて非常に驚きました。
ミエルカヒートマップでは、活用事例 https://mieru-ca.com/heatmap/case/ も紹介されているのですが、CVが250%アップしたという企業もあるようです。
3つのヒートマップで、ユーザーの行動をしっかり把握
ミエルカヒートマップでは、熟読エリアの可視化(どこがよく読まれているか)・終了エリアの可視化(どこで離脱してしまったか)・クリック位置の可視化(どこがよくクリックされているか)の3つのヒートマップを並行してみることができます。
ページの改善前後の状況も把握!自動キャプチャ機能
該当のページを自動で保存してくれる機能です。いつどんな変更をしたらどう変わったのかというのがわかるので、非常に便利ですね。
プランによってURL取得数・保存期間が異なるようです。
ミエルカヒートマップの使い方やセミナー・動画も
Google Analyticsも同様ですが、ミエルカヒートマップも設定したら終わりではありません。でも一体何を見てどう改善したらいいのか。そんなときにセミナーや使い方の動画があります。
どういう手順でミエルカヒートマップを見たらいいのかが解説されているので、使い方に迷ったらセミナーや動画をチェックすることをおすすめします。
仮に使い方や動画を見てもわからないことや困ったことがあっても、充実したサポートがあるので安心です。私もわからないことなどがあり何回か利用したのですが、回答の速さに驚きました(質問の内容によると思いますが)。
ミエルカヒートマップの気になる料金
やはり気になるのは料金ですよね。
ミエルカヒートマップの料金は以下のとおりです。
上記は、年間契約の場合のプランとのことです。
個人の方向けから、広告代理店・大企業向けなど幅広いプランになっています。迷ってしまいそうですね。プランはPayPal決済の場合であれば、いつでもアップグレードできるそうです。
他のヒートマップツールではドメイン数に制限があるというケースが多いですが、ミエルカヒートマップの場合は、ビジネスプラン以上だとドメイン数が無制限となっています。
特に広告代理店は管理するサイトが多いので、うれしいですね。
支払い方法は「Paypal決済」・「請求書決済(銀行振り込み)」から選べます。
ミエルカヒートマップの注意点
PV数が少ないと意味がない
ミエルカヒートマップ以外でもヒートマップツール全般にいえることですが、PV数が少ないとヒートマップのデータが取れません。
SNSで積極的に投稿や広告を出稿するなど、クリックをしてもらう動きを積極的にすることをおすすめします(IP除外も行えます)。
単純にタグを入れるだけだともったいないですよ!
URLを設定しないといけない(設定し忘れ注意!)
ミエルカヒートマップの注意点として、URLを設定しないと見られないところです。
「LPを制作して広告を出して、ヒートマップを見てみようと思ったらURLを設定し忘れた」とならないように気をつけないといけません。
ちなみにURLを設定するとき「1行ごとに1URL入力してください」となっています。WordPressでURLが日本語名になっていると2行以上になってしまうことがありますが、日本語名ではなくデコードしたものであれば問題なくできます。
契約期間が6ヶ月か12ヶ月単位でしか選べない
ミエルカヒートマップは、短期間での契約ができないので注意してください。
ヒートマップは過去のデータと見比べて「良くなったか・悪くなったか」試行錯誤していくので、長期間の契約でないと意味がありません。
長期間で契約をおすすめします。
ウェブ解析士の特典は?
通常10日間の有料プラントライアル期間のところ、20日間ご利用頂けます。
1トライアル期間終了後、自動的に無料プランに切り替わるので安心です。気になった方は、この機会に試してみてください。
ミエルカヒートマップはコンバージョンを上げる強い味方!
ミエルカヒートマップをオススメできる人
- どんどんサイトを改善していきたい(根拠のあるデータがほしい)
- ウェブサービス・LPなどで成果をどんどん出したい
- 広告代理店・複数のサイトを運営している
- 改善支援どんどんしてほしい(スーパーヒートマッププラン)
ミエルカヒートマップをオススメできない人
- PV数が少ない
- タグを入れて満足してしまう
- 積極的に改善提案ができない
- サイトにタグが入れることができない
ミエルカヒートマップは、ウェブ解析士特典として20日間お試しで利用できます。
この機会に利用してみてください。
ウェブ解析士協会では、ウェブ解析士やマーケターが知っておいたほうがいい話題を講師の方に話していただく「Flashセミナー(https://flashseminar.waca.world/ )」やデジタルツールやサービスをベンダー各社が紹介するセミナー「ToyBox」(https://toybox.waca.world/)など企画・開催しています。
ウェブ解析士でも、まだウェブ解析士でない人でも参加ができるので興味がある方は、ぜひ参加してみてください。詳しくは、こちらをチェック(https://web-mining.doorkeeper.jp/)
ウェブ解析士とは
一般社団法人ウェブ解析士協会が認定する、45,000名超が受講した実践資格である『ウェブ解析士』。
ウェブマーケティングの知識·スキルを習得するために基盤となる「ウェブ解析」について、「体系的に学べる環境」「スキルの評価基準」を設け、必要な能力や知識を身に着けられる資格です
ウェブ解析士なると、
◯最新の情報を学び続けることができる
◯人脈が広がるコミュニティー
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などのメリットを受けることができ、様々な業種・職種の方が取得し、実務に活かしています。